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薬学部で薬剤師になるか検査技術系学部で臨床検査技師になるか [薬剤師の就職センター]

Q. 医療に従事する仕事に就きたいと考えて、検査技術系学部で臨床検査技師を目指すか、薬学部で薬剤師を目指すかで悩んでいます。
はじめは検査技術系学部へ進学しようと考えていたのですが、就職難にある傾向と聞いて、検査技術系学部にするか、薬学部にするか、迷っています。
そこで質問なのですが、実際のところ、薬剤師・臨床検査技師の現在の就職状況についてはどのような状態になっているのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

A-1. 薬剤師科検査技師で、就職状況のことを考慮するのであれば、ほぼ間違いなく薬剤師の方が良いでしょう。
給与水準においても大きく差があり、どちらか決めかねているということであれば、迷わず薬剤師を目指すことをオススメします。
薬剤師は慢性的な人材不足の傾向が強く引く手数多ですが、検査技師の場合、募集をかければ採用枠1人に対して10名以上の応募があるという状況です。
就職の面で有利といえるのは薬剤師で間違いないでしょう。
加えて、現場の観点から見ても、薬剤師は医師と負けず劣らずの専門知識所有者となりますから、薬剤師の役割は非常に重要なものとなっています。

A-2. 臨床検査技師です。
よく検査技師は飽和状態であるということが囁かれていますが、それほど大騒ぎするようなものでもありません。
診断学や、解剖学、病理や検査に興味があるというのであれば検査技師、薬学に興味があるということであれば薬剤師を選択すると良いでしょう。
検査技師の就職状況については、今は確かに厳しい状況にあるということは否定できませんが、最前線で働く世代が引退する時期を迎えることで、多少は緩和されることが予想されます。
私は現在研究職の仕事をしており、検査技師に仕事に近いことはしていますが、直接臨床には出ません。
検査技師は実験的技術力があることから、研究職関連の方面でも活躍が期待できます。
また、学ぶ範囲も広く、医学から生物、微生物や生理学等科学に関連することに興味があるのであれば、是非オススメします。
加えて、薬剤師は現状飽和状態であり、6年制になったことで道のりは長くなりましたが、必ずしも相応の対価が与えられるというものではなくなりました。
また、薬学系に絞られることから、多くのことはできません。
一口に医療系といっても多種多様ですから、質問者様がどのような分野に興味があるのか、ということを重視すると良いのではないでしょうか。
専門学校の臨床技師は実用的ですが、他の分野の可能性も考えるのであれば、大学の方が就職先の選択しも多くなるでしょう。

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