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社会人から薬剤師の資格を取得して就職するのは難しいでしょうか? [薬剤師の就職センター]

Q. 28歳女性です。一般企業に勤めているのですが、将来のことを考えると、薬剤師の資格を取得したいと考えているのですが、社会人から薬学部を目指すことは難しいでしょうか?
大学によっては面接の試験も存在しますが、28歳で面接に合格することはできるのでしょうか?
また、無事卒業することができたとして、就職先は見付かるでしょうか。
正社員でなくとも構わないのですが、バイトやパート等、年をとってからも高給で働くことは可能でしょうか?
よろしくお願いいたします。

A-1. 受験に際して年齢は問題となりません。
社会人入試においては多くの場合面接が設けられていますが、一般入試もあることを考えると、学科試験の方が準備について難しいのではないでしょうか。
理数系の学力がある程度なければ、入学できたとしてもその後の授業が困難なものとなります。
加えて、薬剤師の国家試験における合格率については低いものではなく、医学部と比較すると容易な部類になりますが、国家試験に落ちる可能性のあるような学生は国家試験を受験することが許されず、留年させられることとなります。
また、学士入学の場合でも6年間大学に籍を置かなければなりませんから、学費の面で相当な負担額となることは免れません。

A-2. 以前は違いましたが、薬剤師の国家試験の合格率は現在では非常に低いです。
歯科医師過剰によって国家試験合格者に定員制が導入された背景から、歯科医師国家試験に比べても合格率は低くなっているというのが現実です。
また、国公立大学、一流の私立大学薬学部、薬科大学を除くと、6年生で多量の卒業延期を経て、ようやく国家試験を受験する資格を得たとしても、肝心の試験の合格率は60%程度。
また、私立薬科大学であれば6年で1500程度の学費が必要となります。
加えて卒業延期ともなれば学費は上乗せでかかり、無事卒業した後も、何年にも渡って国試浪人ということも充分にありません。
ただし、無事資格を取得することができた場合の就職については幅広い選択肢が約束されています。
また、一般入試では面接が課される大学は珍しく、年齢についても全く問題ありません。
大学を選ばなければ入学自体は困難ではありませんが、先述したように、学費と卒業、国家試験が問題となります。
つまり、大学入学及び無事資格取得した場合については、全く心配する必要はないでしょうが、薬剤師になれるかどうかというところが問題になるでしょう。

Wikipedia 薬剤師の就職センター
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